【命・卜・相】相術とは:姿形から本質を見出す占い

【命・卜・相】相術とは:姿形から本質を見出す占い

プロの占い師を目指すなら、命術(めいじゅつ)、卜術(ぼくじゅつ)、相術(そうじゅつ)の3つの分類から最低2種類は習得したいところ。

この記事では、相術とはどのようなことが占えて、どんな占術があるのかご紹介します。

目次

相術とは目にみえる姿形から本質を見出す占い

手相占い

相術とは、目に見える姿形から占う方法です。
代表的なのは手相占いですね。

相術の根底には、体の各部分がその人の内面を反映しているという考えがあり、古代中国から発展しました。例えば、目の形が鋭い人は直感力が優れているとされ、手相では生命線や感情線の長さや形から寿命や恋愛運が予測されることがあります。

相術は特定の宗教や信仰に基づくものではなく、日常生活での人間関係やビジネスシーンなど、様々な場面で活用されることがあります。

現代では、相術は他の占術と組み合わせて使われることが多いです。長所や短所を知り、自分の運勢を改善するための手段として利用されています。
相術は、内面をより深く理解しようとする手助けとなるのです。

相は年月を経て変化する

顔相や手相などは、年月の経過で少しずつ変化していきます。
引っ越せば家相は変わりますし、筆跡も全く同じではありません。

そのため、相術は長いスパンというよりは現在の状況や近未来を視るのに適しています

相術に分類される主な占術

  • 手相占い
  • 顔相占い
  • 姓名診断
  • 家相、風水

など

相術に分類される主な占術
1:手相占い

手相占いは、子どもの頃から馴染みがある人も多いのではないでしょうか。
生命線が長いとか、強運の相ますかけ線が出ているとか、本格的に学んだことがなくても知っている人が多い占術です。

左右の手相の出方を見て、その人の気質や運勢を占います。
手相には「生命線」「感情線」「知能線」などの主要な線があり、これらの線の長さや形、曲がり具合から、寿命や健康、感情の強さ、知的な側面などが分かるとされています。
また、手のひらの丘と呼ばれる部分の膨らみや手の形、指の長さなども、運命や未来に関する情報を示しているとされます。

古代インドや中国、ギリシャで興ったとされ長い歴史があり、西洋系統と東洋系統に分かれて発展しました。

手相は変化することがあるため、人生の途中で新しい運命や状況を反映することもあります。このため、手相を見ることで、その時点での人生の状況や将来の可能性を知る手助けになるとされています。

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相術に分類される主な占術
2:顔相占い

顔相占い

顔相占いとは、人の顔の特徴や形状を観察して、その人の性格や運勢を判断する占いの一種です。

額、目、鼻、口、あごなどの各パーツや、顔全体のバランス、しわの位置や形状、顔色などを見て、その人が持つ運命や人生の方向性を予測します。

人の顔形は変わらないように思いますが、歳を取るにつれて少しずつ変化をしていきます。
一方、鼻の形や唇の大きさといった変わりにくい部分も。

持って生まれた運勢の他、ホクロやしわなどから変化する運勢を視ることができます。

メイクで開運することもできるので、とても面白い占術です。

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相術に分類される主な占術
3:風水、家相占い

風水、家相占い

風水は古代中国発祥。
環境や地形、建物の配置が人々の運気に影響を与えると考えられています。

例えば「風」は空気の流れやエネルギー、「水」は水の流れや繁栄を象徴し、この二つの要素が調和していると良い運気を呼び込むとされます。

風水は、現在の運勢を視るだけではありません。住まいや職場などの環境を整えることで、運気を改善できるのが特徴です。

個人宅の鑑定はもちろん、お店やオフィスの運気をみるなどビジネス業界とも相性がいい占術です。

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まとめ:相術は開運の助けになる占術

手や顔、家の間取りなど、姿形から運気や吉凶を占う相術。
メイクを変える、インテリアを変えるアドバイスをすることで、開運のお手伝いができるのも魅力的ですね。

人や物の姿形は変わるので、現在や近未来の状況を視るのに向いている相術。
命術や卜術と組み合わせることで、よりお客さまの気持ちに寄り添った鑑定ができますよ。

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